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WiMAXとWiMAX2+の違い。新旧回線の世代交代を解説。

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WiMAXとWiMAX2+は、WiMAXが旧回線、WiMAX2+が新回線という関係です。

Web上ではWiMAX=WiMAX2+と区別せずに書かれていることも多く、当サイトでもわかりやすくするためにWiMAX=WiMAX2+で書いている部分もあります。

今はWiMAXを申し込むとWiMAX2+の利用になるため、「WiMAX=WiMAX2+」の理解でも問題ありませんが、厳密にいうと2つは異なります。

そこでこの記事ではWiMAXとWiMAX2+の違いを解説します。一読すればWiMAXとWiMAX2+の関係性が整理でき、今後WiMAX関連の情報を集めるときも理解しやすくなるはずです。乗り換え・切り替えの判断の参考にもどうぞ。

WiMAXの進化版がWiMAX2+

WiMAXを性能アップさせた新しい通信規格がWiMAX2+です。現在、WiMAXは縮小され、WiMAX+に完全移行するのも時間の問題です。

WiMAXの新規申し込みは終了となっているため、これからWiMAXを申し込むならWiMAX2+を使うことになります。それではWiMAXとWiMAX2+それぞれの概要と関係性を説明します。

WiMAXとは

WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Accessの略)は、無線通信で光ファイバー・ADSLなどのように快適にネット通信するために開発された技術です。

山奥の田舎や地形的に回線をひけないような地域でも、無線で電波を飛ばしてネット通信ができる技術として期待されて登場しました。

2009年7月にUQが商用サービスを開始し、今では高速な無線データ通信といえば「WiMAX」として市民権を得ています。

ただ、スマホの普及などにより世のデータ通信量は増える一方です。WiMAXだと性能の限界が見えていたため、WiMAXのバージョンアップ版であるWiMAX2+が生まれました。

WiMAX2+とは

WiMAX2+は2013年10月にサービスインしました。WiMAXにはない新技術を色々と取り込んで超進化してます。

▼WiMAX2+の新技術

  • 4×4MIMO…基地局とルーターのそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信する技術
  • キャリアグリゲーション(CA)…異なる周波数帯の通信回線を束ねる技術

2013年当時、WiMAXが下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbpsという中でWiMAX2+は下り最大110Mbps、上り最大10Mbpsと大きく速度アップして登場しました。

その後もWiMAX2+は、WiMAXが使っていた周波数帯を譲り受けるなど高速化が図られ、現在は下り最大558Mbpsに到達しています。

一方で周波数帯を譲ったWiMAXは現在下り最大13.3Mbpsに低下しています。まだUQからの公式の発表はありませんが2018年中にもWiMAXは完全に停波し、WiMAX2+への完全移行が行われるのではないかと予測されています。乗り換えはお早めに。

WiMAXとWiMAX2+の違い

項目 WiMAX WiMAX2(*w05表示)
通信速度  

【下り】
13.3Mbps
【上り】
15.4Mbps

【下り】
558Mbps
708Mbps(東名阪)HS+A利用時
【上り】
30Mbps
75Mbps(LTE利用時 *東名阪エリアの一部)
通信制限  

制限なし

【ギガ放題】
月の通信量は上限なし
3日10GB超は一定の制限ある
【通常プラン】
月7GBが上限
提供エリア 拡大停止 現在も拡大中

WiMAX2+は通信速度が大幅に向上した反面、WiMAXにはなかった通信量の制限が一部あります。得るものがあれば失われるのは世の常ですな・・・

それでは一項目ずつ詳細を説明していきます。

通信速度の違い

項目 WiMAX WiMAX2+(*w05の場合)
通信速度  

【下り】
13.3Mbps
【上り】
15.4Mbps

 

【下り】
558Mbps
708Mbps(東名阪)HS+A利用時
【上り】
30Mbps
75Mbps(LTE利用時 *東名阪エリアの一部)

WiMAX2+の方が通信速度は圧倒的に速いです。WiMAXから周波数帯を譲り受けて以降も継続して速度強化しています。最終的には1Gbpsを目指しているとか→【参考】2020年までにモバイルで1Gbps超えを実現!……UQ 野坂社長

現在でも下り最大558Mbps、一部の地域では最大708Mmbpsに至っているため、下り速度1Gbpsは現実味があります。すでに少し前の光回線と同程度の速度になってます。

通信量の制限の違い

項目 WiMAX WiMAX2+(*w05表示)
通信量の制限  

制限なし

【ギガ放題】
月の通信量は上限なし
3日10GB超は一定の制限ある
【通常プラン】
月7GBが上限

WiMAXの最大の魅力は通信量の制限がないことでした。しかし、WiMAX2+には通信量の上限があります。ここだけはWiMAX2+の方が劣っています。

WiMAX2+の「ギガ放題」は、月の通信量に上限はありませんが3日で10GBを超えると翌日に一定時間の速度制限がかかります。また「通常プラン」という月間7GBの通信上限があるコースも新設されました。

WiMAX2+もWiMAXのように完全に制限なしだったら…と思わずにはいられませんが、UQの通信設備の容量にも上限があるので、これくらいは仕方がないでしょう。

提供エリアの違い

現在、WiMAX2+の提供エリアはWiMAXを超えています。全国的にみてもWiMAX2+の方が繋がりやすくなりました。上の図は色のついた部分が2つの回線の提供エリアです。丸で囲った部分を見比べるとWiMAX2+の方が隙間なくエリアが広がっているのがわかります。

WiMAX2+が始まったばかりの2013年頃は、提供エリアではWiMAXの方に大きく部がありました。その後、WiMAXの拡大は停止され、WiMAX2+は着実にエリアを広げ続けてきたので今では完全に逆転しています。

最近は地方の田舎でもWiMAX2+が問題なく繋がるようになっています。とはいえ、まだエリア外の地域もあるので契約前にはエリアチェックは欠かさないようにしましょう。

まとめ

WiMAXとWiMAX2+の違いがお分りいただけたでしょうか?

大事なポイントをまとめると以下のとおり。

  • WiMAXは終了予定。今後はWiMAX2+の時代
  • WiMAX2+は通信速度を中心に大幅に性能アップ
  • WiMAX2+は性能アップの反動で通信量に一部制限がある

今後もWiMAX2+はまだまだ使いやすくなるようです。本当におすすめできる回線なので無線回線を検討するなら、ぜひご検討を!

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