L01sはWiMAXのホームルーターです。
L01sにはホームルーターならではのメリットがある一方でデメリット・注意点もあるため利用前には特徴を把握する必要があります。
この記事ではL01sについてメリット・デメリットから利用者の評判までの全てをわかりやすくまとめます。読了後には「L01sで本当にいいのか?」の判断を迷いなく下せるはず!
▼L01sの後継機L02が発売開始!これから契約するならL02にしましょう。
【関連】HOME L02の評判は悪い?デメリット・注意点を解説する
Contents
L01sのメリット
メリットは以下4つです。
- Wi-Fiの電波が遠くへ届く
- 複数機器の同時接続に強い
- バッテリー劣化の心配がない
- デザイン性が高い
一つずつ詳細に説明します。
Wi-Fiの電波が遠くへ届く
L01sはモバイルルーターと比べてWi-Fiの電波が強化されています。
ルーターからWi-Fiを飛ばす性能が高いためルーターとスマホ・パソコンの間に距離があっても繋がりやすくなりました。
▼UQ WiMAX公式HPのQ&A
Q:モバイルルーターとの違いを教えてください
A:モバイルルータよりもWi-Fi性能が高く、広い範囲で接続できるため、宅内利用に適しております。
ルーターから離れた部屋でスマホ・パソコンなどを使うときにも安定した通信が可能です。
複数機器の同時接続に強い
複数の機器を同時接続しても速度が落ちにくいのも特徴です。
L01sは2つの周波数2.4GHz・5GHzがあり、それぞれの周波数で最大20台の同時接続ができます。また、有線LANポートも2つあって無線と一緒に使うこともできるため最大42台の機器で同時接続できます。
普通の家で42台も同時接続することはないですよね(笑)THEオーバースペック!
バッテリー劣化の心配がない
L01sはコンセント式のためバッテリーの劣化を気にする必要がありません。
バッテリー式のモバイルルーターの場合、2年以上使うとバッテリーが劣化して電池の消耗が早まったり、バッテリー自体が物理的にパンパンに膨んでケースを圧迫し、バッテリー交換の必要がでてきます。
そもそもバッテリーがないL01sならバッテリーの消耗リスクは最初からありません。長年そのまま使い続けられます。
デザイン性が高い
L01sはデザイン性が高いのも特徴です。
▼ひと昔前のホームルーターURoad-Home2+
ルーター感丸出しの外観ですね(笑)
L01sはだいぶおしゃれな形状になったと思います。Apple的なシンプルデザイン。
L01sのデメリット/注意点
デメリット・注意点は以下3つ
- 通信速度はモバイルルーターの方が速い
- ハイスピードプラスエリアは使えるが使わない方がよい
- 当然だけど持ち歩けない
こちらも一つずつ説明します。
通信速度はモバイルルーターの方が速い
下り速度(LTEなし) | 上り速度(LTEなし) | |
---|---|---|
L01s | 440Mbps | 30Mbps |
W05 | 558Mbps | 30Mbps |
通信速度はモバイルルーターW05の方が上です。(上の表はLTEなしで比較)
L01sは下り最大440Mbpsなのに対し、W05は下り最大558Mbpsを実現しています。
ただし勘違いしてほしくないのはW05の方が速いといってもL01sの速度が遅いわけではないということです。
たとえばネット上で最も通信速度が必要になる「動画」ですが、YouTubeを高画質で再生するのに必要な速度は3Mbpsなんですよ。つまり、L01sの最大速440Mbpsはすでに十分すぎる速度があるということです。
ただし中には速度を追い求める方もいるかと思います。そんな方はホームルーターよりW05のような速度に強みのあるモバイルルーターを使った方がいいでしょう。
ハイスピードプラスエリアは使えるが使わない方がよい
L01sでハイスピードプラスエリアを使うのは注意が必要です。
ハイスピードプラスエリアはLTEを使うことで速度アップするなどのメリットもありますが、7GBの利用で強烈な通信制限がかかる諸刃の剣のような通信モードです。詳しくはハイスピードプラスエリアの記事を読んでください。
その特性を考えるとハイスピードプラスエリアは、モバイルルーターを持ち歩いた時にWiMAXの電波が掴みにくい場所で一時的に使うための機能だと考えるべきです。常時同じ場所で使うことが想定されるホームルーターで使うべきではありません。
L01sでもハイスピードプラスエリアに切り替える機能はありますが基本は使わない方が無難です。そもそもLTEに頼らないと通信できないエリアならL01sは契約しない方がいい。固定回線の方を考えましょう。
当然だけど持ち歩けない
当たり前の事ですがホームルーターは持ち歩けません。
L01sの方が圧倒的に速度が出るならまだしもW05より最大速度は下であることを考えると、家でも外でも使えるモバイルルーターを選ぶ方がメリットがある方は多いはずです。
なんとなく自宅が利用の中心だから「ホームルーターでしょ!」と決めてしまわず、自分の利用シーンをシミュレーションして本当に最適な方を選びましょう。
L01sの評判
L01sの口コミをまとめます。
工事なしで簡単に使える
ちなみにL01sはこんな感じでコンセントに繋げるだけでインタネットに接続できる優れもの
もう家に固定回線ひかずにこういう端末ひとつあればそれだけでネットも繋げるし、有線接続も可能だから十分やな〜
回線速度も50以上平均出てるしほんと神かよ pic.twitter.com/gG3Md6nVSV— ぱっくん (@ktkrpakkun) 2018年5月19日
コンセントに繋ぐだけですぐに通信できる簡単さはL01sの魅力です。
固定回線のように宅内工事の必要もありません。
引っ越し時はルーターを持っていくだけなのでとても楽。
通信速度は十分にあり安定性が高い
L01sに変えたら上り速度が速くなった
下りはW05の方が少し速かった…
(実測値170Mbps) pic.twitter.com/i26nivXQQA— ルマにゃん@山形の陰キャット (@rumaneko514_Z06) 2018年7月4日
L01s優秀だな…!WX04+クレードルより結構速度出るしping値低いし再起動とかの不具合全く無しで見直したわ
— リンカ@FGO (@telrinka) 2018年3月18日
通信速度も高速で安定していると評判です。
最新のモバイルルーターに速度で少しだけ劣りますがWi-Fiの接続強度などを含めた安定感ではL01sの方に軍配が上がります。
【総評】L01sは完全に自宅用ならおすすめできる
L01sをモバイルルーターを比べたときに優れているのは以下の点です。
- Wi-Fi強度
- 同時接続時の安定性
- バッテリー劣化のリスクがない
- 室内に馴染むデザイン
さすがホームルーターだけあって自宅内で長期的に使っていく時に大きなメリットになる特徴を備えています。自宅内で使うならやはりモバイルルーターより優れた性能があります。
ただし、W05のようなモバイルルーターを自宅で使うこともできるので本当に「ホームルーターでいいのか?」はしっかりと考えてから判断するようにしましょう。(僕はモバイルルーターを自宅+外両方の回線にしてます。)
L01sをお得に使えるプロバイダとは
L01sをお得に使うにはプロバイダ選びが鍵となります。プロバイダの選び方一つで総費用は3〜4万変わってくるためです。
WiMAXはプロバイダによって通信品質に違いがでる回線ではないため、なるべく金銭面でお得なプロバイダを選びましょう。
L01sを取り扱うプロバイダのおすすめTOP2を紹介します。それぞれの特徴から自分に最適な方を選びましょう。
一番お得に契約したいなら「GMOとくとくBB」一択
現在、業界最安のプロバイダはGMOとくとくBBです。
キャンペーンは「キャッシュバック」と「月額料金割引」の2種類があり、キャッシュバックは最高額で月額料金割引の割引率もNO1、どちらのキャンペーンも同タイプの中で最安となります。
さらに「L01sの端末代金無料」「送料無料」だけでなく「20日以内の解約は解約金無料でキャンセルできる保証制度」もあるため、万が一満足できないトラブルがあれば解約金なしでのキャンセルもできる。
キャンペーン2種類だと総費用的にキャッシュバックの方がお得なのでおすすめですが、シンプルに月額料金の安さでメリットを受けたいなら月額料金割引を選んでもいい。どちらもかなりお得です。
キャッシュバックの詳細をみる
月額料金割引の詳細をみる
*キャンペーンによって申し込みページが違うので注意
サポートも求めるならBIGLOBEもあり
BIGLOBEは「お得さ」と「サポート」のバランスが良いプロバイダです。
キャンペーン内容ではGMOとくとくBBに及びませんが、サポートの品質ならGMOとくとくBBより定評があります。
また、GMOとくとくBBに及ばないといっても「キャッシュバック」と「月額割引」の2種類から好みで選べる幅の広さは同じですし、内容的にもプロバイダ業界全体でみるとトップクラスのお得さはある。
「キャンペーンのお得さ」と「サポート対応の質」を両方求める方には最適なバランスの良いプロバイダです。
まとめ
WiMAXルーターは一度契約すると数年使うものになるのできちんと特徴を把握してから選びましょう。
▼他の記事も最適なルーター選びに役立てください。