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ハイスピードプラスエリアとは?注意点とデメリットを丁寧に解説

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WiMAX2+にはハイスピードプラスエリアという通信モードがあります。

ハイスピードプラスエリアはメリットがある反面、使い方を間違うと失敗する危険もある注意すべき通信モードです。

そこでこの記事ではハイスピードプラスエリアについてわかりやすく解説しています。とくに大切な注意点については力を入れてまとめます。

一読すればハイスピードプラスエリアのメリットとデメリット、使用上の注意がわかるはずです。参考にしてください!

ハイスピードプラスエリアは「LTE」を使うモード

ハイスピードプラスエリアは、LTEの回線で通信を行います。厳密にいうと「WiMAX2+とLTEの両方を使い分けるモード」ですかね。

もう一方の通信モード「ハイスピード」はWiMAX2+だけで通信を行うので、LTEを使うかどうかが主な違いとなります。

▼WiMAXの2つの通信モード

  • ハイスピード=WiMAX2+のみで通信する
  • ハイスピードプラスエリア=WiMAX2+とLTEで通信する

ハイスピードプラスエリアはWiMAX2+が繋がるときはWiMAX2+で通信し、LTEの方が繋がるときはLTEで通信するというように2つの規格を使い分ける通信モードです。

LTEはWiMAX2+にはない強みがあるため2つの通信規格を使えるハイスピードプラスエリアはWiMAX2+だけの通信の限界を超えて使うことができます。

しかし、その一方で通信上限や速度制限もあるためルールをよく理解して使うことが大事な通信モードともいえます。

ハイスピードプラスエリアのメリット

ハイスピードプラスエリアで使うLTEにはWiMAX2+と比べて「電波が届くエリアが広い、電波が障害物の回り込みに強い」という特徴があります。

LTEを使えることによるメリットは以下3つ。

  1. LTEはWiMAX2+よりエリアが広い
  2. 屋内・地下でも繋がりやすい
  3. キャリアアグリゲーションで高速化

それでは1つずつ解説していきます!

LTEはWiMAX2+よりエリアが広い

LTEにはWiMAX2+より提供エリアが広いという強みがあります。

そのためハイスピードでは繋がらない土地でもハイスピードプラスエリアに切り替えればLTEを使った通信ができます。

WiMAX2+の提供エリア外でも使えるようになるため、色々な土地に移動してWiMAXを使う可能性がある方には大きなメリットがあります。

屋内・地下でも繋がりやすい

LTEは屋内・地下でもよく繋がります。これはLTEはWiMAX2+より障害物の回り込みに強いという性質があるためです。

▼WiMAX2+とLTEの電波の性質の違い

WiMAX2+も屋内・地下での通信は可能ですよ。しかし、場所によっては繋がりにくくなる場所がまだあったりもする・・・

ハイスピードで電波が通らない場所でもハイスピードプラスエリアならLTEの電波のおかげでいつも通りサクサク通信することができます。

キャリアアグリゲーション(CA)で高速化

ハイスピードプラスエリアはWiMAX2+とLTEをキャリアアグリゲーションすることによってより高速な通信ができます。

キャリアアグリゲーションとは、種類の違う電波を束ねてより高速にデータ通信する技術のことです。一車線の道路を二車線にするとよりたくさんの車が走れるのと同じで、電波も「WiMAX2+」だけの一車線より「WiMAX2+」と「LTE」の二車線の方が一度に大量のデータを送れるようになり速度が上ります。

WiMAXの広告で「最大速度708Mbp!!」みたいな表記がありますが、あれは全部ハイスピードプラスエリアでキャリアアグリゲーションしたときの最大速度です。

ハイスピードプラスエリアのデメリットと注意点

ハイスピードプラスエリアの利用には注意が必要です。

デメリット・注意点は以下3つ。

  1. オプション料金がかかる
  2. 通信制限が強烈すぎる
  3. 通信制限はハイスピードも道連れ→大事!

1つずつわかりやすく解説するので注意点を理解して使えるようになりましょう。

オプション料金がかかる

ハイスピードプラスエリアは基本的に月1005円の利用料がかかります。

その月に一度でもハイスピードプラスエリアを使うと1005円のLTEオプション料金が月額料金に上乗せされる。月額が3000円ならLTEオプション料金+1005円で4005円の請求となるイメージです。

▶︎注意…LTEを使うたびに1005円かかるのではありません。1回でも100回でもLTEオプション料金は月1005円です。

ただ各プロバイダーで3年契約ならLTEオプション10005円は無料というプランを提供しています。「毎月必ずLTEを使いますわ!」という方は3年契約がお得です。年間12000円安くできますからね。プランは自分のLTEの使い方と相談しましょう。

通信制限が強烈すぎる

ハイスピードプラスエリアは月7GBを超えると通信速度が128kbpsに制限されます。

128kbpsはスマホで通信制限にかかるときと同じ速度です。画像が少ないWebサイト・ブログを観るのにもストレスがかかり、動画はほとんど再生できなくなる。

かなり強めの速度制限なので速度制限にかからないように注意して使いましょう。

通信制限はハイスピードも道連れにする→大事!

ハイスピードプラスエリアで7GBを超えてしまい速度制限にかかると、通信モードをハイスピードに戻しても月末まで128kbpsです。ハイスピードプラスエリアの速度制限はハイスピードも道連れなのです・・・

そしてこれは「ギガ放題」の契約者であっても同じなんですよ。これ意味わかりますか?ここの理解は超大切ですよ。ここわからないまま使って後悔してる方をよくみかけますからね。もう一度、説明しますよ。

WiMAXのギガ放題は「月の通信量に上限がない」のが最大のウリなんですよ。このメリットがあるからWiMAXを契約したという人は多いのではないでしょうか。

それなのにギガ放題契約者もハイスピードプラスエリアで7GBを超えるとハイスピードに戻しても月末まで128kbpsです。「月の通信量が無制限」という最大のウリが無駄になるってことです。

無制限のギガ放題で契約→よく知らずにハイスピードプラスエリア使いまくる→通信制限が発動→「話が違う!」と激怒の流れは初心者ユーザーがよくハマる落とし穴ですよ。

また、ハイスピードプラスエリアの通信量の上限7GBの計算方法も誤解が多いポイントなので正しく理解しておきましょう。

きちんと理解するべきなのはハイスピードプラスエリアの通信上限7GBはあくまでハイスピードプラスエリア時の通信量だけで計算するということです。

つまり以下3つのケースだと速度制限がかかるのは一番下だけになります。

  • ハイスピード6GB+ハイスピードプラス6GB=制限なし
  • ハイスピード100GB+ハイスピードプラス6GB=制限なし
  • ハイスピード1GB+ハイスピードプラス7GB=制限あり

通信モードをハイスピードプラスエリアにしている状態での「WiMAX2+とLTE」の通信量が7GBに達すると速度制限が発動します。

ハイスピードプラスエリアを利用するならきちんと仕組みを把握して、注意ポイントを頭に入れておきましょう。

まとめ

ハイスピードプラスエリアのメリットと注意点は理解できたでしょうか?

WiMAX2+の通信力を大幅に強化してくれる反面、速度制限も存在するところがパワーアップの代わりに消耗する漫画の必殺技みたいですよね。(ワンピースのギア◯とか)

きちんとルールがわかれば「ぐわっ!予想外の速度制限がっ!」みたいなことはなくなるはずです。個人的には「本当に必要なときだけ使う」代打の切り札的な使い方がおすすめです。

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