HOME01はWiMAXのホームルーターです。
HOME01にはホームルーターならではのメリットがある一方でデメリット・注意点もあるため利用前には特徴を把握する必要があります。
この記事ではHOME01についてメリット・デメリットから利用者の評判までの全てをわかりやすくまとめます。
読了後には「HOME01で本当にいいのか?」の判断を迷いなく下せるはず。
Contents
HOME01のメリット
メリットは4つ
- Wi-Fiの電波が強化されている
- スリムでコンパクトな端末デザイン
- モバイルルーターと比べて複数機器の同時接続に強い
- バッテリー劣化の心配がない
一つずつ詳細に説明します。
1.Wi-Fiの電波が強化されている
HOME01はモバイルルーターと比べてWi-Fiの電波が強化されています。
ルーターからWi-Fiを飛ばす性能が高いためルーターとスマホ・パソコンの間に距離があっても繋がりやすいという特徴があります。
また、ライバル機種であるL01sと比べても高性能のアンテナが搭載されたり、WiMAXハイパワーという基地局とルーターとの送受信をあげる機能が強化されたりなど通信系の機能が充実しているのがポイントです。
これらの機能によって現行ルーターの中で最も安定した通信が可能な端末となっています。
2.スリムでコンパクトな端末デザイン
HOME01はこれまでのホームルーターの中で最もコンパクトな形状となっています。
質量も軽くてスリムなので置き場所を選ばず設置しやすいのが特徴です。
3.モバイルルーターと比べて複数機器の同時接続に強い
HOME01ならモバイルルーターと違って複数機器での同時接続ができます。
HOME01には2つの周波数2.4GHz・5GHzがあり、それぞれの周波数で最大10台の同時接続ができます。
また、無線と同時に使える有線LANポートも2つあり全て一緒に使えば最大22台の機器で同時接続が可能です。
4.バッテリー劣化の心配がない
HOME01はコンセント式のためバッテリーの劣化を気にする必要がありません。
バッテリー式のモバイルルーターの場合、2年以上使うとバッテリーが劣化して電池の消耗が早まったり、バッテリー自体が物理的にパンパンに膨んでケースを圧迫し、バッテリー交換の必要がでてきます。
そもそもバッテリーがないHOME01ならバッテリーの消耗リスクは最初からないため、モバイルルーターに比べて長期間メンテナンスなく使うことができます。
HOME01デメリット/注意点
デメリットは4つ
- 通信速度はモバイルルーターの方が速い
- ホームルーターの他機種に同時接続数で劣る
- ハイスピードプラスエリアは使えるが使わない方がよい
- 当然だけど持ち歩けない
一つずつ詳細に説明します。
1.通信速度はモバイルルーターの方が速い
下り速度(LTEなし) | 上り速度(LTEなし) | |
---|---|---|
HOME01 | 440Mbps | 30Mbps |
W05 | 558Mbps | 30Mbps |
通信速度はモバイルルーターW05の方が上です。(上の表はLTEなしで比較)
HOME01は下り最大440Mbpsなのに対し、W05は下り最大558Mbpsを実現しています。
ただし勘違いしてほしくないのはW05の方が速いといってもHOME01の速度が遅いわけではないということです。
たとえばネット上で最も通信速度が必要になる「動画」ですが、YouTubeを高画質で再生するのに必要な速度は3Mbpsなんですよ。つまり、HOME01の最大速440Mbpsはすでに十分すぎる速度があるということです。
しかし、中には速度を追い求める方もいるかと思います。そんな方はホームルーターよりW05のような速度に強みのあるモバイルルーターを使った方がいいでしょう。
2.ホームルーターの他機種に同時接続数で劣る
HOME01 | L01s | |
---|---|---|
最大同時接続数 | 最大22台(LANポート:2台) | 計42台(LANポート×2台) |
HOME01のライバル機種であるL01sと比べると最大同時接続数で大きく差があります。
ただ一般的な家庭なら同時に22台の接続を超えることってほとんどないはずですよ。個人的にはHOME01の22台でも十分過ぎる同時接続数があると思います。
3.ハイスピードプラスエリアは使えるが使わない方がよい
HOME01でハイスピードプラスエリアを使うのは注意が必要です。
ハイスピードプラスエリアはLTEを使うことで速度アップするなどのメリットもありますが、7GBの利用で強烈な通信制限がかかる諸刃の剣のような通信モードです。詳しくはハイスピードプラスエリアの記事を読んでください。
その特性を考えるとハイスピードプラスエリアは、モバイルルーターを持ち歩いた時にWiMAXの電波が掴みにくい場所で一時的に使うための機能だと考えるべきです。常時同じ場所で使うことが想定されるホームルーターで使うべきではありません。
HOME01でもハイスピードプラスエリアに切り替える機能はありますが基本は使わない方が無難です。そもそもLTEに頼らないと通信できないエリアならWiMAXのホームルーターは契約しない方がいい。固定回線の方を考えましょう。
4.当然だけど持ち歩けない
当たり前の事ですがホームルーターは持ち歩けません。
HOME01の方が圧倒的に速度が出るならまだしもW05より最大速度は下であることを考えると、家でも外でも使えるモバイルルーターを選ぶ方がメリットがある方もいるはず。
「外で使えるというメリットを完全に捨てても良いか?」はよく考えてから選びましょう。
HOME01の評判/口コミ
HOME01の口コミをまとめます。
HOME01が快適過ぎて今までの苦労が嘘のよう。配線無いし光使ってた時より快適。
— fqug (@fqug) 2018年12月20日
自宅のネット環境をワイマックスに変更。人柱になるべくHOME01を導入トライワイマックスでL01sを借りたので、その比較。
L01sだと部屋の奥でアンテナ立たなかったが。同じ場所で01が受信してたのは驚き、それ以外はもう少し触ってみないと不明…— 要塞の人@パラツインの虜 (@Yousai_ER6f) 2018年12月12日
まだ発売されたばかりなので口コミはそれほどありませんでした。
しかし、今のところは好評のようです。やはり電波の繋がりやすさを評価する口コミがみられます。
【総評】HOME01はどんなタイプにおすすめか
HOME01はホームルーターは以下のような人におすすめです。
- 完全に自宅用のルーターとして使う(外では使わない)
- コンパクトなホームルーターがいい
HOME01は「通信の安定性」「電源がコンセント式」などの特徴により自宅内で長期的に使用する時に大きなメリットになる特徴を備えています。完全に自宅内で使うルーターを探しているならモバイルルーターより優秀な端末です。
また、ライバル端末であるL01sと比べて「コンパクトな端末」「通信の安定性」などに関しては上回っているため、この部分に魅力を感じる方はHOME01を選ぶと満足できるでしょう。
HOME01を最安で契約する方法について
HOME01を最安で使う方法を紹介します。
WiMAX回線はどこのプロバイダを使っても通信品質に違いはないため、どうせ使うなら安い所で契約しないと大損です。プロバイダの選び方で3万円以上違うので適当に選ぶのはもったいありません。
そこでHOME01を選べるプロバイダTOP2を紹介します。
一番お得に契約したいなら「GMOとくとくBB」一択
現在、プロバイダ業界最安のプロバイダはGMOとくとくBBです。
キャンペーンには「キャッシュバック」と「月額料金割引」の2種類があり、キャッシュバックの金額と月額料金割引の割引率は両方とも全プロバイダNO1、どちらのキャンペーンを選んでも同タイプの中で最安というコスパ最強プロバイダです。
「HOME01の端末代金無料」「送料無料」だけでなく「20日以内の解約なら解約金無料のキャンセル保証」もあるため、万が一満足できないトラブルがあれば解約金なしでキャンセルすることもできる安心して契約できる点もメリット。
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*キャンペーンによってページが違うので注意
高額キャッシュバックが欲しいならキャッシュバックキャンペーンでいいですが、キャッシュバックの受取手続きとか面倒だわーという人は月額料金キャンペーンを選ぶといいでしょう。
安心感を求めるならBroad WiMAXもあり
GMOとくとくBB以外ならBroad WiMAXが最もおすすめなプロバイダです。
Broad WiMAXの速度に不満がある人は、光回線に移れる保証や他社からの乗り換え時に違約金を負担してくれるサービスなど、ユーザーのリスクを軽減する制度の充実度はGMOとくとくBBを上回っています。
お得さという点ではGMOとくとくBBに少しだけ劣りますが、その他のプロバイダが実質的な値上げを行っていく中で、現在でも唯一GMOとくとくBBの料金体系に食らいついているプロバイダです。
GMOとくとくBB以外であれば最も充実したサービス内容を展開するプロバイダといって間違いないかと思います。
まとめ
WiMAXルーターは一度契約すると数年使うものになるのできちんと特徴を把握してから選びましょう。
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